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押し花とは

綺麗な花を平面にして保存!しおりやカードに

押し花とは、自然にある花や葉を乾燥させ、平面上にする事で長期的に保存する技法です。立体的な花から水分を抜き平面にする事で、色や形をそのままに長く楽しむことができます。

押し花は本に挟むしおりにしたり、カードにしたりと、様々な使い道がある為趣味で作っている人も多いとか。最近は押し花を使ってハンドメイドのアクセサリーやスマホケースなどを作る人もいて、注目が高まっていますよね。

古くは押し葉標本として使われていた

押し花の起源は古く、昔は押し葉標本として学術的な使われ方もしていました。正式には腊葉標本(さくようひょうほん)と言い、葉の形をそのまま標本として使っていました。現在押し花は趣味や美術品としての扱いがメインですが、学術的な使われ方もされていたとは驚きですよね。

簡単!押し花の作り方

昔ながらの定番技法でチャレンジ!

用意するもの
  • 押し花にする花や葉
  • ティッシュ、新聞紙などの紙
  • 辞典や電話帳など重みのある本
押し花の作り方
  1. ①押し花にする花や葉をティッシュ、または新聞紙の上に並べます。この時、厚みがある花はガクから外して花びらを一枚ずつにするなど、なるべく平面になるようにしましょう。
  2. ②更にその上からティッシュ、または新聞紙を乗せます。
  3. ③上から辞典や電話帳など、重みのある本を乗せて、一週間ほど置きます。
  4. ④水分が抜け薄く平面的になったら完成!

段ボールと電子レンジを使ったやり方

一週間も置くのは面倒…。沢山の花を一気に押し花にしたい!そんな方に向いているのが、段ボールと電子レンジを使った方法です。

用意するもの
  • 押し花にする花や葉
  • 段ボール(大きければ本くらいのサイズにカットする)
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム
押し花の作り方
  1. ①段ボールの上にキッチンペーパーを重ね、花や葉を並べます。
  2. ②その上から更にキッチンペーパー、段ボールを重ねます。
  3. ③沢山の押し花を作りたい場合は、①、②の工程を繰り返し行い、サンドイッチ状にします。
  4. ④重ねた段ボールが崩れないよう、輪ゴムで留めます。
  5. ⑤電子レンジに入れ、まずは1分加熱します。様子を見てパリッとしていれば完成。水分が残っていたら、数十秒ずつ加熱して仕上げましょう。

アイロンを使ったやり方

用意するもの
  • 押し花にする花や葉
  • アイロン
  • ティッシュ
  • 雑誌
  • 新聞紙
押し花の作り方
  1. ①まず雑誌の上に新聞紙を乗せます。下に熱が伝わらないよう、なるべく多い枚数を重ねましょう。
  2. ②その上にティッシュを乗せ、押し花にする花や葉を乗せます。この時、アイロンからはみ出さないよう、コンパクトになるように置いてください。
  3. ③その上から更にティッシュを重ね、低温に熱したアイロンを30秒ほどあてます。
  4. ④アイロンを外し、熱を飛ばします。熱が飛んだらもう一度アイロンをあて、10秒程熱します。
  5. ⑤再びアイロンを外し熱を飛ばしたら、パリパリに乾燥するまで10秒アイロンをあてる、熱を飛ばすという工程を繰り返します。
  6. ⑥ピンセットでつまみ、パリッと仕上がっていれば完成です。

押し花専用シートを使ったやり方

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押し花を作る為の専用シートがあるのをご存知ですか?これを使えば、面倒な手間をかけず簡単に押し花が作れます。手早く簡単に作りたい方は、こちらの専用シートがおすすめです!

用意するもの
  • 押し花にする花や葉
  • 押し花用の乾燥シート
  • ティッシュ
  • 新聞紙
  • 辞典や電話帳など重みのある本
押し花の作り方
  1. ①押し花用の乾燥シートの上にティッシュを乗せます。
  2. ②その上から押し花にする花や葉を並べます。
  3. ③更にティッシュ、乾燥シートを重ねます。
  4. ④乾燥シートで挟んだ花を、チャック付の保管袋に入れます。(保管袋は乾燥シートのセットに入っています。)
  5. ⑤上から電話帳などの重しを乗せ、しっかりと袋の中の空気を抜いたら、チャックをしめます。
  6. ⑥30分~1時間ほど放置するだけで、しっかりと乾燥された押し花が完成します。

押し花を綺麗に仕上げるコツは?

花びらの多い花は分解して押し花にしよう

バラ、カーネーション、ラナンキュラス、ひまわりなどの花びらが多い花は、立体感がある為丸ごと押し花にするのは難しいです。全体が平面になり水分が抜ける前に、花の色が退色してしまうからです。このように花びらの多い花は、一度分解してから押し花にするといいでしょう。

ピンセットで花びらを綺麗に摘み取り、重ならないように並べて押し花にします。出来上がったら、元の形になるようにピンセットで並べて仕上げます。元の形をそのまま押し花にするのではなく、分解したものを再度組み立てるやり方をした方が、綺麗に仕上がりますよ♡

色鮮やかに仕上げるには?

押し花を作ってよくあるのが、色が退色して茶色くなってしまった事ではないでしょうか?せっかく鮮やかで綺麗な花を使ったのに、仕上げたら茶色く刈れたような色になってしまってがっかり…。ということはありませんか?

押し花をなるべく退色させず色鮮やかに仕上げるには、マメに水分を吸収する紙を取り換えることです。押し花を綺麗な色のまま仕上げるには、素早く水分を抜くことが大切です。その為には、花の水分を吸った紙を小まめに取り換える必要があります。

押し花を作って最初の二日くらいは、2~3時間おきくらいに新聞紙やティッシュを取り換えるようにしましょう。その後、一日1~2回は新しい紙に取り換えるようにすると、水分が早く抜けます。

押し花が出来上がるまで一週間くらいかかりますが、5日くらいで様子を見てパリパリになっていたら、それ以上はやる必要はないでしょう。

押し花は重ならないように作ろう

押し花を作る際、最初から仕上がりのデザインを考慮して花や葉を並べていませんか?しかし、このやり方だと花同士が重なってしまい、綺麗に水分が抜けなくなってしまいます。押し花を作る際は必ず花や葉が重ならないよう、一枚ずつ並べるようにしましょう。

完全に水分が抜けパリパリになったら、ピンセットで花びらが崩れないよう丁寧にはがします。その後、仕上がりのデザインになるよう押し花を貼り付けたい台紙などに並べて、完成させます。

押し花に向いている花は?

ビオラ、パンジーなどは初心者向き

押し花は色々な花でチャレンジできますが、中には押し花に向いている花、向かない花があります。初心者は押し花に向いている花を使って試すのがおすすめです。ビオラ、パンジーなどは、花に厚みがなく初心者でも綺麗にできる花です。

色も鮮やかですし、独特な花の形状は仕上がりも楽しめる、まさに押し花向きの花ですよね!お花屋さんで売っているパンジーを使ってもいいですし、野に咲く野草のスミレを使えば、素朴で可愛らしい押し花が作れます。

桜の花は沢山使って豪華に♡

厚みがなく花も小ぶりの為、押し花に最適な桜の花。お花見の季節になったら、是非桜の花を使った押し花作りにチャレンジしてみましょう。

桜は一つ一つの花が小さい為、一つより沢山の花を使った方が豪華に仕上がります。コツは、作る際には重ならないようにして、出来上がってから重ねることです。これは桜以外の花も同様です。

タンポポはどこでも見つかり作り方も簡単!

春先にあちらこちらで見かけるタンポポ。簡単に押し花が作れるので、おすすめの花です。道端や公園などに咲いているので材料集めも簡単ですし、仕上がりの鮮やかなイエローもおすすめしたいポイントです。

クローバーを使えばプレゼントにもピッタリな押し花に♡

花ではなく葉ですが、クローバーは形も可愛らしく厚みもないので、簡単に綺麗な押し花に仕上がります。特に四つ葉のクローバーは、珍しいものなので押し花にして長期的に保存をしてみたらいかがでしょうか?四つ葉のクローバーを使った押し花のしおりやカードは、プレゼントとして贈ってもいいですね♡

押し花に向かない花は?

菊の花は水分が多く押し花には向いていない

お墓参りなどに使われる菊の花ですが、実は押し花に向かない花と言われているのはご存知ですか?菊の花は水分を貯める力が強く、長い間放置してもなかなかしおれません。その為、押し花にする為水分を抜こうとしても、なかなか水分が抜けず綺麗に仕上がらないのです。

長期的に水を変えなくても綺麗に保てるのでお墓などに備えるのは向いていますが、押し花にしたい場合は菊は避けた方がよさそうですね。

ひまわりは薄く削ぐようにして

厚みがあり立体的なひまわり。新聞紙や本で挟んでも、平面にならない為難しいと言われています。ひまわりを押し花にする場合は、裏面をナイフで削いで厚みを無くすといいでしょう。

押し花は平面的に仕上がる為、花の表側しか見えません。その為、目に見えない裏側を削ぎ落とすことで、上手く立体感を無くして綺麗な押し花に仕上げられるのです。

押し花の保存法は?

押し花を長期保存するには乾燥が大切

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押し花は花から水分を抜いて乾燥させたものです。その為、長期的に保存するにはなるべく乾燥状態を保つことが大切です。押し花を綺麗に保存するには、しっかりと蓋が閉まる瓶やジップロックといった、密閉容器が必要です。

密閉容器の中に押し花を入れ、更にシリカゲルなどの乾燥材を一緒に入れておくと、水分が抜け乾燥状態が保てます。乾燥材は100均などで購入できます。

押し花は紫外線や熱でも退色する

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押し花が退色する原因は、紫外線や熱などによるものです。せっかく鮮やかにできた押し花が退色しないように、出来上がったら極力紫外線に当てないようにしましょう。日の当たらないところに飾るほか、レジンやラミネートなどを使い、押し花の表面をコーティングする方法もあります。

押し花を使った作品の紹介

フレームに入れればオシャレなインテリアに

せっかく作った押し花ですから、どうせなら目で見て楽しみたいですよね。押し花をフレームに入れて飾れば、それだけでオシャレなインテリアに。部屋の中に飾るだけで、華やかな演出ができます。

ピアスなどのアクセサリーに

押し花をレジンで固めて、専用の素材を付け加えるだけで、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーに。自然な色や形をそのまま楽しめます。レジンで固めることで強度が高まり、退色などの劣化も防げます。

世界に一つだけのスマホケース

押し花を使ったスマホケースです。自分で作った押し花を使えば、世界に一つだけのデザインが楽しめますね。おすすめは透明なスマホケースを使う事。押し花の自然な色や形が、より引き立ちます。

立体的なヘアアクセサリーにも

押し花を一つ一つ組み合わせて固定すれば、立体的なヘアアクセサリーになります。押し花というと平面的なイメージですが、工夫次第でこのようなアクセサリーもできます。髪に付けるだけで、一味違う魅力のあるヘアアクセサリーに!

プレゼントのラッピングに添えて

プレゼントのラッピングに押し花を添えると、一気にオシャレで可愛らしく仕上がります。相手の好きな花や誕生花など、贈る相手にぴったりな花を選んであげると、より心のこもったプレゼントになりますね♡

アロマキャンドルに押し花をプラスして

押し花を閉じ込めたアロマキャンドルは、いい香りで癒されるだけでなく見た目も奇麗で楽しめますよね。手作りのキャンドルキットに押し花を使うだけで、簡単にハンドメイドの押し花キャンドルが作れます。色や香りの組み合わせなどにこだわれば、プレゼントにもピッタリの素敵なキャンドルが出来上がります☆

こんなに可愛い押し花ネイルにも!

押し花をネイルに使えば、ナチュラルな魅力のある押し花ネイルに!押し花の自然な魅力を引き立てる為に、ネイルの色はなるべく控えめな色を選ぶのをおすすめします。装飾も派手すぎず、控えめで可愛らしく仕上げれば、女子力の高いナチュラルネイルに!

おわりに

押し花は特別な道具がなくても作れる、簡単な趣味としておすすめできます。そのままにしておくと枯れてしまうような花も、押し花にする事で長く綺麗に楽しめますよね。

ただ押し花を作るだけでもいいですが、その押し花を使って色々な作品を作れば、ますます楽しみの幅が広がります。皆さんも押し花の作り方をマスターして、綺麗な押し花作りを楽しんでみてくださいね。

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