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手作りリップの概要

手作りリップとは?

リップはリップクリームまたは、リップバームの省略で、その名の通り唇に塗るクリームおよびバームをさします。 リップクリームは一般的に、スティックタイプの少し固めのテクスチャで、常温では固く唇に塗ることで柔らかくなります。

同じ硬さでも缶などに入っている場合もあります。 リップバームは、リップクリームに比べて柔らかめのテクスチャで、常温ではハンドクリームなどのように柔らかく、指などで簡単にすくうことができます。

柔らかいのでスティックのケースに入れることはできず、缶などのケースに入っているのが一般的です。 リップは主に唇の乾燥などのトラブルを解消するために、利用されます。

手作りリップの機能や使い方など

基本的な手作りリップは、主に乾燥予防をメインとして使うことができます。基本のリップに添加する材料によっては、日焼け止めや保湿効果を高めたもの、香りつきのリップなども作ることができます。

リップの機能は、添加物によって決まるので、詳しくは後述します。 スティックタイプのリップクリームは、クリームを繰り出して唇に塗ります。対して缶等に入っているリップクリームやリップバームは、指などに適量クリームを取り、唇に塗り広げていきます。

リップバームもリップクリームもいずれも、任意に塗るだけの使い方です。特に、使う時間帯やタイミングの決まりなどはありません。

リップを手作りすることのメリット

リップクリームを手作りする場合、市販のリップクリームに添加されている保存料や化学物質等の添加物を、一切入れずに作ることができるので、低刺激に作ることができます。 肌の弱い人でも、自分に合った成分のリップを作ることができるので、唇の肌荒れを起こしにくくなります。

また、色をつけたり、香りをつけたりと好みに合わせてアレンジすることもできるため、必要な機能だけを持たせたリップができるというメリットもあります。 同じ機能でも、スティックタイプと缶タイプを自分で選べるので、好きな使い方ができるのもメリットの一つです。

リップを作るのに必要なもの

今回紹介する、基本のリップクリームの分量は、一般的なリップスティック2~3本分です。1本からでも作れますが、測る分量が少なく作りづらくなるので、まずは2~3本分から作るのがお勧めです。

【基本の材料】基材としての「蜜蝋」

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こちらが、リップクリームを固いテクスチャにするための『蜜蝋』となっております。これを基本の分量として、3g用意してください。

【基本の材料】お好みの「植物オイル」

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リップのメインの材料となる、植物オイルです。お好みのオイルを使用して構いませんが、オイルの種類によってリップのテクスチャや機能に違いが出てきます。 基本の分量は12gを用意してください。

リップを入れる容器・スティックケース

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リップを入れるためのスティックケース、またはバームのケースです。基材に蜜蝋を使う場合は、好みでどちらを用意しても構いません。 リップクリームのメインの材料を蜜蝋以外にする場合には、テクスチャが柔らかくなるので、バーム用ケースを用意してください。

お勧めの添加物

はちみつ

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ビタミンCや保湿効果などが抜群の蜂蜜です。基本のリップの分量に、小さじ1/2ほど加えて使います。食用のもので構いません。

香りをプラス・アロマオイル

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リップに、ご自分の好みの香りを添加するためにアロマオイルを使用します。基本のリップの分量に大体1~2滴追加して使います。

日焼け対策・二酸化チタン

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日焼け止め効果を追加するための二酸化チタンです。出来ればマイクロ粒子の物を用意してください。基本のリップの分量に小さじ1/4程度加えます。

【蜜蝋の代わりの材料】シアバター

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蜜蝋の代わりにリップの材料にするための、シアバターです。シアバターは蜜蝋に比べてやや柔らかめなので、シアバターを使う場合に用意する分量は15g、植物オイルも5gにします。

リップを作る手順

【基本の作り方1】材料を量る
  • 基本のリップクリームの材料を量ります。蜜蝋は12g、植物オイルも12g用意します。
【基本の作り方2】湯せんして混ぜる
  • 量った材料を耐熱皿に入れて、湯せんし、蜜蝋を溶かし植物オイルと混ぜます。電子レンジで加熱する場合は、温まりすぎないように注意してください。500Wで10秒ずつ、様子を見ながら混ぜてください。
【基本の作り方3】容器に詰める
  • 全てが溶けたら、素早くリップクリームの容器に、できた液体を移して詰めます。常温ですぐに固まり始めるので、火からおろしたら素早く移してください。
【基本の作り方4】冷やし固める
  • 常温で表面が固まってきたら、冷蔵庫に移してしっかりと冷やし固めます。常温でも全て固まりますが、冷蔵庫で固めた方が滑らかになります。 2~3時間ほど冷やしたら、完成です!

【アレンジ1】蜂蜜を添加する場合

蜂蜜を添加する場合は、基本のリップの分量に加えて、蜂蜜を小さじ1/4用意します。 湯せんで蜜蝋が溶けた後に、湯せんしたまま蜂蜜を加え、全体が混ざったらサっと湯せんから上げて、容器に移してください。あとの手順は同じです。

蜂蜜を加えることによって、テクスチャが基本のリップよりもやや柔らかくなるため、リップスティックタイプよりも、缶などの容器に入れた方が使いやすいです。

【アレンジ2】アロマオイルを添加する場合

リップにアロマオイルを添加する場合は、お好みの香りのアロマオイルを1~2滴用意します。 湯せんで蜜蝋が溶けた後に、アロマオイルを加え混ぜたら、湯せんから上げて、容器に移します。後は冷やし固めて完成です。

【アレンジ3】日焼け止めリップにする場合

日焼け止めリップにアレンジする場合は、粉タイプの二酸化チタンを小さじ1/2添加します。 湯せんで蜜蝋が溶けたタイミングで、二酸化チタンの粉を加えてよく混ぜます。しっかり混ざったら、湯せんから上げて容器に移して、冷やし固めて完成です。 粉が固まることもあるため、しっかり混ぜるのがポイントです。

シアバターでリップを作る場合

シアバターでリップを作る場合、シアバター15g、植物オイル5g用意します。 シアバターは、蜜蝋よりも柔らかく、リップスティックのように固まらないため、容器は器タイプの物を用意します。 作り方は、シアバターと植物オイルをよく練って混ぜるだけです。常温で練ることができるので、湯せん等も必要ありません。

リップを作るコツや注意点

お勧めの植物オイルの種類は?

ホホバオイル

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ホホバオイルは非常に酸化しづらいので、保存料の入らない手作りリップにうってつけのオイルです。非常に保湿力が高く、また、肌トラブルになりにくいので、お勧めです。

月見草オイル

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月見草オイルは低刺激なので、乾燥やかゆみのひどい唇へお勧めの植物オイルで、ほとんど香りのないオイルです。リップの香りが気になる人にお勧めです。

ラズベリーシードオイル

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UVカット効果があるオイルで、二酸化チタンなしでも日焼け止めリップにすることができます。ラズベリーのような酸味のあるフルーティーな香りがあります。

マカダミアナッツオイル

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老化防止作用のあるオレイン酸・パル三トレイン酸が豊富で、乾燥肌や固い肌を柔らかくする効果があるオイルが、マカダミアナッツオイルです。甘いナッツの香りがします。

オリーブオイル

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オリーブオイルは肌馴染みがよく、保湿に優れる植物オイルです。オレイン酸が豊富に含まれているため、肌の老化防止に役立ちます。

滑らかなリップを作るコツ

蜜蝋を使ったリップは、湯せんから外すとすぐに固まり始めます。特に容器に移したそばから、容器の冷たさですぐに固まり始めるので、湯せんから外した後はすぐに容器に移す必要があります。

滑らかなリップを作るには、容器に移したらできるだけ素早く、冷蔵庫でしっかりと冷やすことが必要です。このため、蜜蝋を湯せんからあげる前に、リップスティックの容器や、リップバームの容器をすぐに入れられる状態に準備しておくのリップを滑らかにするためのがコツの一つです。

また、少しずつ容器に移してしまうと、そこにリップの段差や塊のムラができてしまうので、液体の状態で一気に容器に移してしまうのもコツの一つです。リップスティックに移す時に、普通の容器で湯せんしているとなかなか移しづらいので、ビーカーのように液体を移すガイドがついている器を使うと便利です。

片づける時は排水溝に注意!

蜜蝋は常温で固まるので、流してしまうと排水溝のつまりの原因になってしまいます。使った器具を片付ける時には、ティッシュや雑巾などで、ぬぐい取って綺麗にしましょう。 完全に固まってから、ヘラやスケッパーで綺麗にこそげ落として、洗剤で洗っても構いません。

スケッパーなどで落とした後にティッシュなどで拭うと、より楽に洗うことができます。とにかく、蜜蝋の成分が流しに流れないように注意してください。 リップを作るための湯せん用の器やかき混ぜるスプーンは、専用の物を用意するか、使い捨ての物を用意すると良いでしょう。

手作りリップの使用期限は?

手作りリップは、保存料が入っていないので、市販のリップクリームよりも、使用可能な期間が短いです。 一度使い始めたリップスティックやリップバームは、常温保存で1ヵ月以内に使い切ることを目安にしましょう。

また、作ってから一度も使っていないリップについては、冷暗所に保管して、2~3カ月使用できます。冷暗所に保管する場合でも、一度使い始めたら、1ヵ月以内に使い切るようにしてください。

簡単ステップで手作りリップ

手作りリップは、材料と容器さえそろえてしまえば、あとは溶かし混ぜて固めるだけ、という至極簡単なものです。保存料が入っていないので、使用期限が使い始めてから1ヵ月程度という点は気をつけないといけませんが、簡単に作れるのでどんどん更新していくといいでしょう。

使う植物オイルによっても、リップの色合いや香りだけでなく、美容効果も変わるので、お好みのオイルと組み合わせて、ぜひリップクリーム作りに挑戦してみてくださいね。

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